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【プラモデル製作記】フジミ Ferrari 641/2 (1990年) フェラーリ641/2

エンジンとギアボックスの組立

サスペンションアームにエッチングパーツを付ける

フェラーリ641/2のエッチングパーツ説明書

前後のサスペンションアームのヒンジには別売のエッチングパーツが用意されています。エッチングパーツの説明書によると、フロントアームにはそのまま、リヤアームは既存のヒンジを切り飛ばした上でエッチングパーツを取り付けるよう指示があります。

フェラーリ641/2の説明書の誤り

しかし、、、現物の部品と照らし合わせても形が合致しません。そうです。フジミの真骨頂、「説明書の誤り」です。

正しくはこちらの写真のとおりで、部品番号も違いますし、フロントとリヤも逆です。

フェラーリ641/2のサスペンションアーム

気を取り直して、部品を加工します。ヒンジの切り飛ばしのついでに、押し出しピン跡の整形なども行い、エッチングパーツを接着しました。

エンジン本体の組立

エキゾーストマニホールドとエンジンの接合部には別売のエッチングパーツを使用します。刻印されているネジ頭は不要なので、切り飛ばしておきます。

フェラーリ641-2のエンジン部品

その他の部品を取り付けていきます。上部左右のカバーはフェラーリレッドで塗装してあります。塗装の模様はこちらをご覧ください。

このようなエンジンカバーは、この年の第7戦フランスGP以降に投入されたティーポ036/2型からです。それまではカバーなしの黒いままの姿でした。

フェラーリ641-2のエンジン

取り付け後の写真がこちらです。エッチングパーツも適宜使用していますが、使いすぎるとわざとらしくなります。「プラスチックなのに本物っぽく見える」が本来の趣旨です。

フェラーリ641-2のシリンダーヘッド

サスペンションのロアアームも付きましたので、エンジンブロック上部のシリンダーヘッドを取り付けましょう。

アンダーカウルの加工

フェラーリ641-2のアンダーカウル

この段階で、組立説明書の手順は無視して、アンダーカウルを組み上げます。

先ほどの工程で遮熱シートを貼付したアンダートレーの側面につくアンダーカウルを接合します。

フェラーリ641-2のエンジン位置調整

この手順を踏む理由は、エンジンマウント位置の調整です。

サイドカウルの延長となるエンジン横のパネルが隣接するカウルと面一になるよう、この段階で調整します。

シャーシの歪みの補正を行いましたが、それでも多少の歪みが残っているようです。写真のように、左側はピタッと合うのですが、右側はすき間が出来ています。ここは微調整が必要です。

フェラーリ641-2のエンジンとギヤボックス

F1はとにかく直角&水平が命です。続いて、エンジンの仕上げと駆動系の組立に進みます。

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