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【プラモデル製作記】フジミ Ferrari 641/2 (1990年) フェラーリ641/2

デカール貼付と研ぎ出し

サードパーティ製のデカール

フェラーリ641-2のデカール

ボディにデカールを貼っていきましょう。キットに付属のデカールは、この時代を反映してメインスポンサーのマルボロのマークが入っていません。

そこで、タブデザイン社製のサードパーティデカールを使用します。

キット付属のデカールも、追加購入のデカールも、購入から10年以上経っているので、その劣化が心配です。

まずは貼っていきます

フェラーリ641-2のサイドカウル

まずはサイドカウルから。

ここはキット付属のデカールで賄えます。デカール貼付前にクリヤーを吹き、さらにペーパーとコンパウンドで下処理してあります。

実車写真を参考にしながら、正確な位置に貼っていきます。デカールが古いので、強く引っ張ると千切れてしまいます。

Ferrari641/2のデカールを水洗い

デカールが完全に乾いたら、綿棒を使って優しく水洗いします。

えっ!水洗いしたらデカールが剥がれちゃうのでは?と思うかも知れませんが、完全乾燥後は水洗いしても剥がれることはありません。

こうすることで、表面に残った糊やマークセッターなどのかすを落とすことが出来ます。

フェラーリ641-2のデカール

カウル上部やフロントノーズもこのように貼っていきます。

フェラーリのF1マシンは、デカールが少ないです。他のF1チームによくあるように、全面にスポンサーカラーを纏うことがないからです。

クリヤーコート

オーバーコート

デカールが乾いたら、その上からクリヤーでオーバーコートします。

オーバーコートは、Mr.カラーのスーパークリヤーⅢを使用します。はじめはクリヤー:レベリング薄め液=1:1くらいで濃いめに吹き、最終的には、1:3くらいのしゃぶしゃぶの濃度に至るまで、半乾燥後に5回ほど吹きつけを繰り返しました。

写真は、5回の吹きつけから24時間以上乾燥させたところです。綺麗にテカってはいるものの、よく見ると、表面にうねりが見られます。

研ぎ出し

ここから研ぎ出し作業に入ります。研ぎ出しは、クリヤーコートの表面のうねりを平滑に均すための作業です。同時に、デカール貼付部分の凸を周囲の高さに揃える目的もあります。

はじめの写真は、塗装面を1500番のペーパーで均したところです。段差を消す目的なので、塗装面の艶はいったん消えてしまいます。

2つめの写真は2000番、3つめは3000番のタミヤ研磨フィルムで研いだところです。

そして、粗めのコンパウンド(4つめの写真)、細目のコンパウンド(5つめの写真)、仕上げ目のコンパウンド(6つめの写真)ち、順に仕上げていくと、もとの艶以上の艶が生まれます。

フェラーリ641-2カウルの研ぎ出し

他のパーツも同様に研ぎ出しが完了しました。

いい感じにピカピカになりました。

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