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【プラモデル製作記】江ノ電ボンネットバスのジオラマ

バスの運転手を作る

ボンネットバスの運転手

続いて、バスの運転手です。こちらはタミヤの1/35ドイツ兵からの流用です。

停留所に停車しているところですが、後ろにいる乗客に話しかけている設定です。

胴体はほぼそのままですが、足を少し短く調整し、腕は大きく左後方に振った形状に改造します。

ボンネットバスの運転手

腕を付けたところです。四肢を改造するときは、肘や膝から手先や足先までの長さをバランス良く整えないと、宇宙人みたいになってしまいます。

首も大きく左に曲げていますが、これも不自然にならないように、よく眺めながら改造していきます。

江ノ電バスの運転手

制服は紺色の半ズボンに白いシャツとしてみました。シャツには同じく紺色のストライプが、頭部にはやはり紺色の帽子が載ります。当時の服装は調べきれませんでしたので、まったくの想像です。

ボンネットバスの運転手

顔の塗装を行いました。ちょっとかわいい感じになってしまったかな。

日本人と欧米人の顔の違い

欧米人のフィギュアを日本人へ

ところで、このフィギュア、もとはドイツ人です。このほか、今回使用するフィギュアの原型の半数は欧米人です。これを昭和の時代の日本人に改造するには少々コツがいります。背丈を短くする、手足を短くするというのは比較的たやすい範疇ですが、顔の造形は少し難しいです。

①欧米人の顔は大きい(長い)です。そのため、顎と頭部を詰めます。

②欧米人は鼻が高いです。そのため、鼻を低く削ります。

③欧米人は額が前に出ています。そのため、額を垂直に削ります。

④欧米人は顎も前方に出ています。そのため、顎を削って額よりも奥にします。

⑤欧米人は後頭部も出っ張っています。そのため、後頭部を削って首の後端と位置を揃えます。

以上のような改造で、すっかり日本人の体型(頭型)になります。

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