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キャリーケースの車輪を自分で修理する

キャリーケースの車輪を交換します

交換費用は高い!

ソフトキャリーケースの車輪がボロボロになってしまいました。樹脂製の車輪にはゴム風の軟質プラスチックが巻いてありますが、使っているうちに劣化してきます。消耗品なのですが、正規の修理料金はたいへん高額です。今回のキャリーケースはサムソナイト製ですが、同社のウェブサイトによると、キャスター1個あたりの修理代は6,000円、4つ替えるとなんと2万4,000円にもなります。なんじゃこりゃあ。しかしホームセンターに行けば交換用のキャスターはなんと1個90円程度で売られています。見てくれを気にしなければこちらを選択しない手はありません。早速やってみました。

まずは修理前の状態。左がまだまともな状態の後輪。右はボロボロになった前輪。今回はこの前輪2つを交換することにします。

古いキャスターを取り外す

壊れたキャスターを外す

このキャスター、ネジが外れないようにできています。したがって、いったん壊すしかありません。金属用のノコギリを使って、シャフト部分を切断します。

電動ノコギリで切断

ちなみに写真上のようなノコギリですと切断までに10分ほどかかりました。写真右のような電動ノコギリですと2分ほどで切断できました。

壊れたキャスターを採寸

はい。こんな感じでばらばらになります。ここで各部の寸法を計測します。

交換用キャスター

新しいキャスター

部品の調達です。今回もMonotaROにお世話になります。

直径38㎜、幅17㎜の車輪75円。長さ35㎜のショルダーボルト。先端のみネジが刻まれているボルトです。こちらはちょっと高くて1個299円。ワッシャーやナットは家にある汎用品を使います。

では組立です。ベースにショルダーボルトを通し、車輪をはめたらワッシャーで間隔を調整し、あとはナットで締め付けるだけです。ボルトのネジ部分が外に突き出してしまう分、見た目は良くないですが、まあ、普通見えるところではありませんからね。使っているうちに緩まないよう、ネジ止め剤か瞬間接着剤で留めておくのも良いでしょう。

出来上がりました。得した気分です。

キャリーケースのキャスター取替が完成

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