(PR)
40代も半ばになると、近くの小さい文字が見てにくくなってきます。そう、老眼です。めがね屋さんに行って老眼鏡を作りますか? 料金は近視用のメガネと同じ体系ですので、格安ショップでも数千円、普通のお店なら1万円くらいはかかってしまいます。
そこで私が薦めするのは、100円均一ショップで売られている老眼鏡です。オールプラスチック製で、度も3種類くらいしかありませんが、これで十分です。
老眼鏡なんて虫眼鏡みたいなもんですし、一日中している訳でもありません。そしてどうせ1年もすれば度が合わなくなってしまいます。
そして何よりも注目すべき点は、常に掛けているわけではないからこそ、常に持ち歩くのが困難な点です。
使いたい、見えない、と思ったその場にないと意味が無いのです!
そこで私は、この100円の老眼鏡を大量に(といってもまあ10個くらい。それでも1,000円!)購入しています。
これを、書斎、職場、リビング、クルマ、カバンの中、洗面所・・・と、いくつもの場所に置いておくのです。これで「持ち歩く」必要性から解放され、かつ使いたいときにその場にある、というニーズに応えられます。
しかし、この100円老眼鏡、最大の欠点は、「ちゃちい」ということ、つまりすぐ壊れるということです。
でもいいんです。100円ですから。使い捨て感覚で。老眼鏡って、壊れるだけでなく、よく紛失するんです。また買えばいいんですから。
とはいえ、それでは修理魂満載の私の気持ちが収まりませんし、このコーナーも成り立ちません。そして何より地球に優しくありません。
そうです。直しましょう!
老眼鏡の破損で一番多いのは、ツルの部分の破損です。ネジが取れただけなら、眼鏡用の極小ネジを付けてあげればよいだけですが、写真のように、ヒンジ近くが折れてしまうようなケースでは、簡単な話ではありません。
ちなみに、ネジが取れただけであれば、眼鏡用の極小ネジをクリクリと取り付ければよいだけです。
写真のように、ネジや鼻あてパットがセットになったような補修部品セットなんかも売られています。
(PR)
【P3倍! 1000円OFFクーポンあり!】 メガネ修理キット 鼻パット 鼻あて 交換 修理 シリコン ネジ ドライバー ずれ 落ち 防止 ズレ防止 めがね 眼鏡 老眼鏡 アクセサリー
価格:480円 |
ということで、今回の破損部分の拡大図がこちらの写真です。ネジは残っているのですが、根元からポキンと折れちゃっていますね。
修理方法です。まず折れた部分を合わせ、しっかり押さえたら、リューターを使って折れた部分をU字型に削ります。
ここに、破損プラスチック補修の最強アイテム、「プラリペア」をU字型に削った溝に流し込みます。プラリペアの詳細についてはこちらをご覧ください。
また、その他の使用例はこちらにもあります。
プラリペアはすぐ乾きます。無理な力を掛けない限り、再び折れることはありません。
見た目は少々ぽこっとしていますが、なにせもともと100円の老眼鏡ですから、十分ですね。またお世話になりましょう。
このように、枠の一部が折れてしまうこともあります。もともとそんなに強度の高くないプラスチックで出来ていますので、普通に使っているだけでもポキッと離れてしまうことがあります。
こうなると、透明のレンズ部分が外れてしまいますし、そもそもカッコ悪いです。
この修理方法も上記と同じです。①合わせ目をしっかりと固定して境界をV字型に溝を掘り→②プラリペアを盛り→③硬化後に余分なプラリペアを切削・研磨します。
320番のサンドペーパーから始め、400番→600番→800番→1000番→2000番→3000番と磨き、粗目のコンパウンドで仕上げました。
プラモデルであればさらに塗装で仕上げますが、まあ100円均一ショップの老眼鏡ですので、これで十分でしょう。
(PR)