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国産初の量産型四輪駆動乗用車「くろがね四起」を作ります。
大日本帝国陸軍の指揮の下、昭和9年(1934年)から開発が始まり、昭和12年(1937年)から量産された前期型を製作します。
同時期の米軍ジープや独軍ワーゲンに比べると情けないような性能ですが、当時の日本の英知を結集した四輪駆動車です。
ファインモールド 1/35 陸軍 九五式小型乗用車(くろがね四起) スケールプラモデル FM50
価格:2640円 |
ファインモールド 1/35 スケールミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九五式小型乗用車 くろがね四起 プラモデル FM50
新品価格 |
パーツ構成は、写真のように結構細かいです。1/24スケールのカーモデル等とは異なり、これだけ見ると車のプラモデルとは想像しがたいです。部品点数は104個だそうです。
こちらの写真はパーツを袋から出して並べたところ。ぱっと見で感じるのはランナーが多いこと。ランナーはプラスチック(ポリスチレン:PS)を射出成形(しゃしゅつせいけい)する際の樹脂の通り道であり、かつ成型後の部品を保護するものでもあります。
ランナーが多いということは、それだけ樹脂がスムーズに流れるということですが、不要な樹脂を多用することにもなるので、このキットは贅沢にできているとも言えます。
このキットの組立説明書は総ページ数12ページの冊子が付いています。この規模のキットにしてはボリュームがあります。
ファインモールドのキットの説明書は、組立指示の部分が丁寧なだけでなく、キットや実物の解説が充実しています。このキットでも丸々2ページにわたり、イラスト入れで詳細な実物考証が行われています。
これはスゴイことだと思います。何となく適当にモデル化したのではなく、実車の取材を入念に行い、時代背景を踏まえてモデル化したことが手に取るように分かります。
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