【プラモデル製作記】ザッハトルテジオラマ(1941年)

これがザッハトルテの入れ物です。ザッハトルテは、ウィーンのザッハトルテホテルと、洋菓子店のデメル社が商標を保有しています。写真はデメル社のもので、日本でも入手可能です。

詳細は、製作過程のザッハトルテについてをご覧ください。

これとは別に、前回、ボンネットバスのジオラマを製作した際に、写真のドイツシュタイヤー軍用乗用車の人形を一部流用したのですが、余った車体の使い途はないかなあ、と思案していたところでした。

その時、上記の箱が目の前に出現、第2次世界大戦当時ドイツに占領されていたウィーンの町を再現しようという短絡的な発想が生まれたのです。

ということで、出来上がったのがこちらです。1940年代前半のウィーンの町並みです。この頃オーストリアはドイツ領でしたので、ドイツの軍用乗用車が走っていてもおかしくなかったでしょう。しかもこのシュタイヤー軍用乗用車はオーストリア製ですので尚更です。

平和なひとときもあったかと思いますので、デメル洋菓子店で軍人が買い物をする風景もあったかも知れないと勝手な想像です。