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Ferrari641/2のフロントウィングはカーボンファイバー製の2枚羽です。キットの部品にはあらかじめカーボンファイバーの模様が刻印されていますので、セミグロスブラックで塗装するだけで綺麗に再現できます。
ウィングの両脇には、ボーテックスジェネレーターが装着され、強力なダウンフォースを生み出しました。
フェラーリが始めたこのボーテックスジェネレーターは翌年以降のF!のトレンドとなり、各チームが採用したものの、1994年にはレギュレーションの変更により禁止されています。
フロントウィングの上羽用に別売のエッチングパーツが用意されています。エッチングパーツを立体的に折曲げて装着します。X1ブラックで塗装するので完成後は目立ちません。
シャーシにはこんな風に固定されます。写真はノーズコーンの装着前と装着後です。
リヤウィングの部品構成です。フロント同様、実車はカーボンファイバー製です。モナコGPなどの低速サーキットでは3枚羽でしたが、通常は2枚羽だったようです。
キットにはカーボン模様が刻印済みですので、X18セミグロスブラックで塗装後、デカールを貼付して半艶消しのMr.トップコートで保護します。
別売のエッチングパーツには、リヤウィングの側板と支柱が用意されています。薄さは魅力ですが、せっかくのカーボン柄がなくなってしまいますので、プラスチック部品の方を使用します。
ウィングは、F1部品の中でも特に垂直・水平が重要です。私はよくタミヤセメントの瓶をガイドに利用します。接着には、微調整時間を稼ぐために瞬間接着剤ではなく、エポキシ接着剤を使用します。
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