(PR)
フジミのキットは、とにかく仮組みが大事です。説明書通りに組み立てて行けば綺麗に出来上がるタミヤのキットとは異なります。
ノーズを分断したばかりのカウルとシャーシを合わせてみることにします。
まずはカウルを平らな台の上に置いて横から見てみましょう。
やはり、、、、です。真っ直ぐではありません。
後ろに向かってかなりの急角度でそり上がっています。
試しにシャーシと合わせてみましょう。当然ですが、カウルとシャーシに大きな隙間が生じています。
折しも秋から冬へ向かうこの季節。出したばかりの電気ストーブにかざしながら、矯正です。カウルを温め、プラスチックが柔らかくなったところで、優しくねじ曲げる。これを繰り返します。
手の甲の体毛が焼けて無くなりそうになったころ、ようやくシャーシとのすき間がなくなりました。
フジミにはこういった矯正はつきものです。
ほかにも同様の現象は随所に見られます。こちらはモノコックの下側に付く床板ですが、写真のとおり、大きく歪んでいます。
このように、仮組みをしっかりと行い、部品を矯正してから塗装や本組立に入らないと手遅れになりかねません。
完成後にカウルの開閉が出来、かつきちっと閉めておけるように、ヒンジを追加しておきます。
といっても大げさなものではなく、一般車のような開閉ギミックではありません。F1ですからね。
写真のように、プラ板で留め具を作って接着しました。
(PR)