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塗料は、状況に応じて使い分けます。基本的にはGSIクレオスのMr.カラー(ラッカー系)、タミヤアクリルカラー(アクリル系)、タミヤカラー(エナメル系)を使ってます。
Mr.カラー:車のボディなどしっかりとした塗膜と光沢が欲しい場面で使います。エアブラシで塗装することが多いです。ちょっと臭いのが難点です。
タミヤアクリルカラー:臭いは少なく乾燥前は水で手入れができ、容量も多いので便利に使えます。濃度が絶妙で、そのままで筆塗りにもエアブラシにも対応します。塗膜が弱いのが弱点です。ラッカー系に比べると粒子が粗いので、カーモデルのボディには向きません。
タミヤカラー:パクトラタミヤという名前だった頃から愛用しています。ラッカー系塗料とは性質が異なるので、Mr.カラーの上や近接部分(車であれば窓枠やボディ裏側など)に使用すれば、エナメルシンナーでの修正が可能です。固まりやすいので濃度調整が手間ですが、エアブラシでも使えます。
シンナーいろいろです。左から、タミヤアクリル塗料用シンナー、タミヤエナメルカラー用シンナー、Mr.ツールクリーナー、Mr.カラー用薄め液、Mr.カラー用レベリング薄め液です。
Mr.ツールクリーナーは強力なシンナーで塗料を選ばず筆洗いやエアブラシのクリーニングに使えます。強力すぎてプラスチックも溶かします。レベリング薄め液はMr.カラーの乾燥を遅らせるためのシンナーで、エアブラシ塗装には必須です。このほか、塗装面の脱脂のためにベンジンなんかも使います。
缶スプレーです。缶スプレーは、①指定の色が缶スプレーでしか販売されていないケース、②複数の部品を原色で一律に塗装するケースの2つが主な用途です。①は、タミヤのF1モデルなどでよくある話で、写真の左もフェラーリF60の指定色です。缶のまま塗装するケースと、エアブラシにとって塗装するケースがあります。②は複数の部品をセミグロスブラックで一括塗装するような場合に使います。
そのほか、写真の右から2番目はタミヤの情景スプレーです。粒子の粗い粒々が噴射され、砂、雪、草などが手軽に表現できます。
写真右端はGSIクレオスのMr.トップコートです。水性のクリヤーコートで、デカールを侵さないので、便利に使用できます。適度な光沢で十分なオールドモデルやミリタリーモデルのつや出しなどにはちょうどよく使えます。以下の使用例もご覧ください。
下地処理剤を紹介します。写真左から、通常のグレーサーフェイサー(1000番タイプの標準版)、ホワイトサーフェイサー(グレーではなく白色のもの)、ベースホワイト(サーフェーサーの上から塗装する下地色)、仕上げ用のサーフェイサー(1500番タイプの粒子の細かいサーフェイサー)、メタルプライマー(金属やメッキ部品の塗装の下地用)、手前の小瓶は瓶入りサーフェイサー(サーフェイサーとパテの中間のようなもの)です。
こちらはタミヤのペイントマーカー。エナメル塗料が入っています。主に使うのは、シルバーとフラットブラックです。ちょっとしたタッチアップにとても便利です。
これはアクリル絵の具です。水で溶いて水彩画のように使ったり、そのまま油絵の具のように使ったりも出来ます。
主に、フィギュアの顔の塗装に使います。乾燥が遅いのでじっくりと塗装が出来ます。
使用例は以下をご覧ください。
いちおう塗料のカテゴリーに入れておきますが、タミヤの情景テクスチャーペイントという物です。土、砂、泥、雪、草などを塗装で再現するのに優れています。
使用例はこちらをご覧ください。
こちらはMr.カラーのスーパーメタリックという特殊な塗料です。使い方が独特で、塗装面をペーパーやコンパウンドでなるべくツルツルに磨き、光沢のあるブラックで塗装します。その上にこのスーパーメタリックをエアブラシで吹くことで、メッキ部品のような金属管が得られます。通常のMr.カラーとは成分が異なり、溶剤も専用の物が同梱されています。
愛用しているコンプレッサーとエアブラシです。タミヤのスプレーワークHGコンプレッサーレボⅡと、トリガー式のエアブラシです。精密な塗装の際には、左側のHGトリガーエアブラシを使いますが、通常の塗装は右側のペーシックエアブラシを使います。初級モデルですが、構造がシンプルで、軽く、安価で、掃除がラクなので便利なんです。エアブラシは、白系塗装用、クリヤー塗装用、その他用と分けておくと失敗が少ないです。
筆です。塗装の7割はエアブラシなのですが、筆も一通り揃えています。模型用の筆がほとんどですが、絵画用のものや、面相筆のような和物もあります。
ストローです。私は、シンナーをすくう際のスポイトとして使っています。片方をシンナーの瓶に入れ、もう片方の端を指で塞いで塗料皿などに移します。スポイトだと内部にシンナーが残ってしまうので、この方が簡単で便利です。
塗装ブースです。タミヤ製のシロッコファンが1機付いた型です。蛇腹の排気管を窓から外に出して使います。
割り箸と両面テープです。部品の塗装には、その保持が重要な問題です。割り箸の先に部品をくっつけることで、快適に塗装ができます。
同様に、小さい部品で、かつ穴が開いているような物には爪楊枝が便利です。
このようなクリップも重宝します。大小様々な物を用意しておいて、部品の保持に使用します。
調色スティックです。塗料のかき混ぜ棒ですね。必需品です。
塗料皿です。原色のまま塗装するときは瓶から直接使うこともありますが、混色したり、濃度調整したりするときは塗料皿を使います。
本来の用途のほか、細かい部品などの一時置きなんかにもたいへん便利です。
マスキングテープです。いくつかの幅のレパートリーを揃えておくと便利です。エアブラシ塗装には欠かせない物です。マスキングとしての用途のほか、粘着力が弱いので、部品の仮止めなどにもよく使います。
こちらはマスキングテープの液体版、Mr.マスキングゾル改。マスキングテープでは対応できない曲線部分や、マスキングテープの継ぎ目の補完など、便利に使えます。「改」というのは、発売当初のオリジナル版の改良型という意味で、確かに使いやすくなっています。
これはジャムの空き瓶です。塗装用具の清掃にはシンナーを使うので、ティッシュパーパーや綿棒など、そのままゴミ箱に捨てると部屋中が臭くなってしまうようなものを、このような密閉容器に入れておくのです。
こちらは手袋です。エアブラシや缶スプレーでのラッカー塗装ではあった方が良いでしょう。ぴちっと手に密着する薄手のタイプが作業しやすいです。
これは空きペットボトルのキャップ側に両面テープを貼り付けたものです。車のボディ塗装など、吹き付け時の部品の保持に役立ちます。
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